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チンチラの飼い方~初心者の飼育法~

赤ちゃんの誕生までに、飼い主としてしておきたいこと。
それは、チンチラの赤ちゃんについての知識をつけておくことです。

授乳の仕方や、赤ちゃんの扱い方など紹介していますので、参考にしてくださいね。

ほぼ完全な状態で生まれてくる

チンチラの赤ちゃんは、生まれてすぐは体重30~60グラムで、毛もきちんと生えて目も開いており、体はほぼ完全にでき上がっています

歯だけは例外で、生後すぐは門歯(切歯)と臼歯の3対は生えていますが、残りの歯は生後1カ月くらいに生えてきます。

母乳が足りないときは、ミルクをあげる

赤ちゃんは母親の母乳を飲みます。
本能的にわかるようで、生まれてすぐから飲み始めるでしょう。

ただ、赤ちゃんが何匹もいる場合は、母親の母乳が足りなくなってしまうこともあります。

そのときは、飼い主さんがミルクをあげなければなりません
犬猫用に売られているミルクを手に入れ、スポイトなどで赤ちゃんに飲ませましょう。

無理に口の中にミルクを入れようとすると、肺に入り込んでしまい、肺炎を起こす心配もあります。
スポイトを赤ちゃんの口に持っていき、赤ちゃんが自分でなめられるようにしてあげるとよいでしょう。

生後6週で離乳

離乳は生後6週くらいですが、それまでにも、母乳以外のものを食べることもあるでしょう。

前述の通り、チンチラは生まれたときから歯が生えているので、ペレットや牧草を食べることができるのです。
生後1週くらいには、ときどき親のごはんを食べているのを見かけることもあります。

ところで、オスのチンチラは生後10週くらいになると、発情してくる子もいます。
生後6週くらいの離乳のときに、オスの子どもは母親とは別のケージに移したほうが無難です。

小さいうちからスキンシップを

ペットとして飼われているほかの動物などでは、よく、赤ちゃんの間はできるだけスキンシップを避ける、抱っこしてはいけないなどと言われますが、チンチラの場合は異なります。

小さいうちから触ったり、抱っこしたりしても何の問題もありませんし、スキンシップをすることで、早く飼い主さんに慣れてくれるでしょう。

ただし、注意したいのは、抱っこしている間に、子どもを落とさないようにすること。
高いところから落ちると、骨折してしまいます。

また、子どもが好奇心から間違って飛び降りたりしないよう、注意しましょう。

産後2週で砂浴びを再開

出産前後にお休みをしていた砂浴びは、産後2週くらいに再開しましょう
赤ちゃんも、母親を真似て砂浴びを始めるでしょう。

砂浴びの容器が深すぎるときは、赤ちゃんが入りやすいように、浅めのものに替えてあげるとよいでしょう。
また、容器が小さいようなら、母親と赤ちゃんがいっしょに砂浴びを楽しめるように、できれば広めの容器を用意してあげましょう


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