ケージを掃除しているときなど、チンチラが脱走することがよくあります。
いったん脱走すると、なかなか捕まらないので困ります。
また、脱走しようとしたチンチラの体がケージの隙間に挟まってしまうという事故もあるので、注意しましょう。
ここでは、チンチラの脱走の対策法や、脱走してしまったチンチラを捕まえるコツも紹介します。
ケージから脱走しないような対策を
脱走の対策法としては、ケージの隙間をガムテープでふさいだり、バーベキュー用の網などをつけてガードするなどの方法があります。
ただし、ガムテープはチンチラがかじってしまって危ないので、おすすめできません。
バーベキュー用の網は、割合効果的でしょう。
あまりに脱走するようなら、ケージを買い替えるほうがよいかもしれません。
おやつでおびき寄せる
チンチラはケージの外に出ると、壁から壁、また、家具から家具にジャンプし、なかなか床に下りてきません。
素早く跳び回るので、つかまえるのは困難でしょう。
追いかけて捕まえようとしても逃げてしまうので、チンチラをおびき寄せる方法が有効と言えます。
レーズンなどチンチラの好物を使って、飼い主さんのひざや手元におびき寄せてみましょう。
手元まで来たら、チンチラがおやつを夢中で食べている間に、両手ですくい上げれば、うまく捕まえることができます。
ただし、この方法は、日ごろからレーズンなどのおやつを使って、チンチラを手なづけておくことが必要です。
おやつを与えるときは、飼い主さんの手からと決め、「飼い主さんの手元に来るといいことがある!」と、チンチラに覚えさせましょう。
ゴミ箱を横に倒して、おびき寄せる
ゴミ箱など、大きめの容器を横に倒して追い込むのもアイデアです。
チンチラは好奇心が旺盛なので、「中に何が入っているんだろう?」と、ゴミ箱の中に自分から入ってきます。
また、箱の中におやつを入れておくのもよいでしょう。
おやつを目当てに入ってきたら成功です。
次にチンチラが脱走したときも、「倒れた箱」と「おやつ」がチンチラの頭で結びつき、箱に入ってくれやすくなります。
なお、チンチラが箱に入ったら、すぐに箱を立てて、チンチラを抱き上げましょう。
のんびりしていると、チンチラがすきを狙ってジャンプし、跳び出してしまうこともよくあります。
ほかに、部屋の角に追い込んで捕まえる、チンチラが自らケージに戻れるようなトンネルを作ってあげるなどの方法もあります。
以上のつかまえ方は、チンチラがケージから脱走したときだけではなく、遊ばせるためにケージの外に出し、外に出たまま、なかなかケージに戻ってくれないときにも有効です。
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