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チンチラの飼い方~初心者の飼育法~

『チンチラの体』特徴や役割とは?

チンチラは認知度は低いものの、最近ではペットとして、じわじわと人気がでてきているとっても可愛い小動物です。

ここでは、そんなチンチラの体の特徴や、その役割、扱う際の注意点など紹介したいと思います。

体長は約25センチ、体重は約500グラム

チンチラの体長はしっぽの付け根までがだいたい25~35センチで、体重は400~700グラム
メスのほうがオスよりも大きいのが特徴です。

しっぽにはいろいろな役目がある

チンチラのしっぽは体長の半分くらいの長さで、とても丈夫です。
そして、しっぽはさまざまな役割を果たしています

まず、体を起こして「正座」のように座るとき、しっぽの根元に体重を預けて、後ろに倒れないようにします。
しっぽで体全体を支えることができるのです。これはカンガルーと似ています。

また、走るときやジャンプするときは、しっぽを伸ばしてバランスをとります。
ほかに、しっぽで気持ちを表現したり、合図を送ったりすることもあります。

たとえば、しっぽを前後に振って、警戒していることを表したり、相手を脅すときもしっぽを振ったりします。

しっぽには長い毛がたくさん生え、ふさふさとしていますが、この毛は触覚器の役目をしています。
たとえばトンネルなどで、後ろの物体を確かめたりできるのです。

しっぽをつかんで持たない

チンチラショーなどでは、しっぽの付け根を持ってチンチラを持ち上げることもあるくらい、しっぽは頑丈になっています。

しかし、ペットとして飼う場合、しっぽをつかむのは止めてください
毛が大量に抜けてしまったり、皮膚ごと抜けてしまうこともあります。

チンチラをつかむときは、両手で胴体を挟むようにすると安全です。
動物病院などでは、獣医さんがチンチラのおなかを診察するとき、しっぽの付け根をつかんで持ち上げることがありますが、これは問題ないことです。

小さな足を器用に使う

チンチラの足は体に対してとても小さく、このアンバランスさが、チンチラのかわいさのひとつでもあります。

まず、前足について。甲は毛で覆われていて、足の裏は毛がなくピンク色です。
指は4本で、ツメもあります。

人間で言う親指はなく、手の平の付け根あたりに突起が2個あり、親指に近い役目をしています。
この突起を「擬指」と呼び、ものをつかむときは、4本の指と2個の擬指を器用に使います。

片手でものをつかむことができるのは、擬指のおかげでしょう。

後ろ足も甲は毛で覆われていて、足の裏に毛はありません。
後ろ足の指も前足と同様に4本ずつですが、長い指が3本と、もう1本はかかとの中間くらいに短い指がついています。
ツメもあります。

後ろ足はおもにジャンプするときに使います。
なお、走るときは前足と後ろ足の4本を使います。


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