命あるもの、いつかは悲しい別れがやってきます。
ここでは、チンチラとの最後をどう過ごすか、飼い主としてどう供養してあげれるのか、お話ししていきたいと思います。
20年以上生きるチンチラも
小さな動物は長く生きられないと思われがちですが、チンチラの平均寿命は10~15年と長く、しかも、チンチラにとって快適な環境で飼うことができれば、20年以上生きる子もいます。
平均寿命が10~15年と言われているのは、チンチラについての知識が不十分で、間違った飼い方をしてしまう飼い主さんがいるためです。
チンチラを健康で長生きさせるためにも、飼う前にしっかりチンチラの正しい飼育方法について頭に入れておきましょう。
また、愛情たっぷりに接してあげることも大切です。
チンチラが年老いてきたら
動物をペットとして飼うときに覚悟しなければならないのは、最後まで面倒を見るということと、いつか別れがやって来るということ。
別れがつらいのでペットは飼わないと決めているという人もいるくらい、かわいがってきたペットと別れるのはつらいことです。
大好きなチンチラが死んでいなくなってしまうことを想像するだけで、寂しさでいっぱいになりますが、チンチラが年を重ね、老いてきたら、チンチラとの残り少ない時間を楽しく、後悔のないように過ごしたいものです。
チンチラの命が尽きたら
チンチラが亡くなったら、自宅に庭などがあれば埋めてあげるとよいでしょう。
穴はできるだけ深く掘り、犬や猫などが掘り返してしまわないようにします。
埋めたところをお墓として、花や木などを植えるのもよいでしょう。
毎年、花が咲くたびにチンチラを偲び、思い出にひたることができます。
マンションなどの集合住宅で庭がない場合は、実家などで庭があれば、お願いして埋めさせてもらうとよいでしょう。
注意したいのは、近くの公園や空き地、山の中など、公共の場所になきがらを埋めること。
法律で禁じられているので、避けましょう。
ペット霊園で供養する
最近よく利用されるのは、ペット霊園にお願いする方法です。
ペット霊園には、寺院が運営するものや、一般企業のペット葬儀社が運営しているものなどがあります。
葬儀の内容やシステム、費用など、どこを選ぶかによってかなり違いがあります。
インターネットで調べたり、電話で問い合わせたりして、納得できるところを選ぶとよいでしょう。
火葬のしかたはいろいろ
ペット霊園にお願いする場合、火葬のしかたはさまざまです。
一番リーズナブルなのは、ほかのペットと一緒に合同で火葬する方法です。
何匹も一緒に火葬するので、遺骨をもらうことはできません。
次に、ペット1匹ずつ、火葬する方法もあります。
この場合は、個別火葬になるので、遺骨はもらえます。
同様に、1匹ずつ火葬する方法でも、家族が立ち合いながら行える場合もあります。
この場合も、もちろん、遺骨をもらうことができます。
ほかに、「出張火葬サービス」と呼ばれる、自宅や自宅近くで火葬できる方法もあります。
火葬車が出張してくれるのですが、騒音や煙が出ない構造になっている車なので、近所に気を使う必要もありません。
遺骨をもらった場合はペット霊園の納骨所におさめられ、命日のたびに供養することができます。
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