お見合いに成功し、うまくいけば赤ちゃんが誕生となりますが、いつ頃になるのでしょうか。
我々人間は、よく十月十日(とつきとおか)といいますよね!
チンチラの場合は妊娠期間はどれぐらいなのでしょう?
妊娠期間や、妊娠の兆候、出産後の注意点などの紹介を下記でしています。
あくまでも目安として参考にしてくださいね。
妊娠期間は111日
チンチラの妊娠期間は111日とされていますが、個体差もあり、100~120日の間と考えておくとよいでしょう。
交尾の日を妊娠1日目と数えますが、飼い主さんが交尾を確認できることは少ないと思います。
メスの膣が開いていて、オスと一緒のケージに入れた日を1日目と数えることが多いようです。
なお、発情している間に交尾は1回だけでなく、数回行われるので、どの交尾を1日目としたらよいかもあいまいです。
もちろん、交尾をしても妊娠しない場合もあります。
妊娠してもサインが現れにくい
妊娠しても、その兆候が外からではわかりにくいので、交尾が成功したかどうかは、時間がたたないとわかりません。
目安としては、30日くらいの周期で起こっていた発情が見られないなどです。
ただし、妊娠していなくても、発情をしないこともあるので、混乱してしまいます。
妊娠中期に体重が数日間減り、そのあと、もとの体重に戻ることがあります。
体重を測って、これが確認できれば妊娠だとわかりますが、体重を量ること自体、妊娠しているメスにとって負担になるので、現実的ではありません。
交尾から2カ月くらいあとに、メスの食事量が増えたり、横になっている時間が増えたりすると、「妊娠しているかも?」と予想できるようになるでしょう。
交尾から3カ月くらいたつと、メスのおなかがふっくらしてくるので、より確認が持てると思います。
出産の1週間前にはっきりわかるように
出産の直前、1週間くらい前には、妊娠がますますはっきりしてきます。
サインとしては、メスの体がふっくらしてきたり、乳頭が伸びてきます。
チンチラは毛が長くて密に生えているので、普段は乳頭が見えることはありません。
しかし、赤ちゃんが乳頭を見つけやすいように、妊娠すると、だんだん伸びてくるのです。
お産の直前には毛の上から顔を出すくらい伸びるでしょう。
なお、チンチラは3対の乳腺を持っていて、つまり、おっぱいは6つあります。
出産が近づいたら、砂浴びは控える
出産の1週間くらい前になったら、砂浴びを控えましょう。
砂が膣のあたりについてしまうこともあります。
また、産後の体の回復の妨げにになることもあるので、産後もしばらくは砂浴びをしないほうが無難です。
生まれた赤ちゃんが砂を吸い込んでしまい、肺炎を起こす心配も出てきます。
オスとメスを別々のケージに
オスをメスを同じケージに入れている場合、出産が近づいたら、ケージを別々にしましょう。
出産が終わるとすぐにメスは発情します。
オスが一緒のケージにいると、再び妊娠する可能性も!
連続妊娠はメスの体に大きな負担をかけてしまいます。
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