大切な家族の一員が、ストレスにさらされるのは避けたいものですよね。
そうさせないためにも、チンチラが楽しくケージ内でも遊べるようにしてあげたいもの。
でも、チンチラってどんな遊びが好き?どんなものが必要?
飼育初心者ならば悩んで当然です。
遊び道具は素材にも注意が必要となります。
その点も含め、下記で紹介していますので参考にどうぞ!
回し車を設置
チンチラのストレス解消のためにも、ケージ内に回し車(チンチラホイール)を用意してあげるとよいでしょう。
チンチラが回して遊びます。
回し車は直径35~40センチのものを選ぶと、チンチラの背骨に負担がかからず安心です。
回し車が小さすぎると、チンチラが遊ぶときに背骨をかなり曲げることになり、負担になります。
チンチラ専用として売られている回し車でも、直径が30センチ以下の小さいものもあるので、注意して選びましょう。
また、リス用として売られている網の回し車は、足を挟んだりする事故を起こすこともあるので避けましょう。
金属板を曲げて作られたものがチンチラに適しています。
回し車をケージ内に入れるときに注意したいのは、設置する高さです。
ある程度高い位置につけましょう。
低い位置につけると、チンチラが回し車と床の間に挟まってしまうこともあります。
とくに何匹かをひとつのケージで飼っているときに、そのような事故が起こりやすいので注意しましょう。
木材や陶器のトンネルを
回し車と同様、チンチラが大好きなおもちゃがトンネルです。
チンチラはトンネルをくぐり、楽しそうに遊ぶでしょう。
ちなみに、野生のチンチラも、サボテンなどの芯をくり抜いてトンネル状にし、くぐって遊んだり、日よけに使ったりしています。
トンネルは少し長めのものを選びます。
形がまっすぐのもの、直角に曲がったものなどがありますが、好みで選べばよいでしょう。
重要なのが、トンネルの素材です。
チンチラがかじっても大丈夫な木材で作られたものが安心です。
ほかに、陶器や素焼きも、かじることはできないので、おすすめです。
排水用の陶器のパイプやジョイント、金魚などに使う飾り用のパイプなどでも代用できます。
避けたいのがプラスチック製やビニール製のものです。
とくに塩化ビニールのパイプはチンチラがかじって体内に入ると害になるので、使わないようにしましょう。
トンネルは床に直接置きます。
止まり木もいくつかつける
ケージ内に余裕があれば、止まり木も設置するとよいでしょう。
いくつか用意し、高さを変えてケージに設置すると、ベストです。
チンチラは止まり木から止まり木へジャンプしたりして、遊ぶでしょう。
止まり木もトンネルと同様、チンチラがかじっても問題のない木製のものを選びます。
ペットショップなどではいろいろ売られていますが、ねじがついていて、ケージの柵に簡単に取り付けられるようなタイプのものがポピュラーです。
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