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チンチラの飼い方~初心者の飼育法~

チンチラの健康チェック!病気のサインとは?

ペットの体調管理は飼い主の務めであり、体調の変化にもいち早く気づいてあげれるのも他ならぬ飼い主さんです。

チンチラは丈夫な生き物で、病気になることはあまりありません。
体調を壊す場合、たいていは飼育環境の悪さが原因にあるようです。

逆に言えば、飼育環境が正しければ、チンチラは病気にかかることなく、長生きできる動物といえます。

そのためには、飼い主さんがチンチラの習性や体のつくりなどをよく理解することが必要です。
日ごろからチンチラの健康チェックをしてあげましょう

ここでは、そのチェックポイントを紹介していますので、参考にしてください。

目のまわりが濡れていないか

チンチラの目をチェックするときは、目自体が澄んでいるかどうかを確認するほか、目のまわりの被毛を見ます。
目のまわりの被毛が濡れていたら、要注意です。

目の中にものが入って涙が出たという程度ならよいのですが、「不正咬合(ふせいこうごう)」になっていることもあります。
その場合は、すぐに病院を受診しましょう。

多くのチンチラは白内障になる

老化現象のひとつですが、年をとると「白内障」になるチンチラが多くいます。
白内障は目が白く濁って、視力が低下する病気です。

チンチラ自体は視力が低下しても、ほかの器官を使えばよいので、それほど気にすることはないのですが、白内障になったら、ケージのレイアウトを替えるなどは控えたほうが無難でしょう。

白内障は手術によって治療することができますが、麻酔などの危険性とくらべると、手術はおすすめできません
そのままにしておくケースが多いようです。

口元が濡れていないか

健康なチンチラの口元は乾いています。
口元が濡れているときは、歯の不正咬合が原因かもしれません。

とくに、下あごや前足がよだれで濡れいてるときは要注意です。
同様に、口臭が気になるときも病気の可能性が高いので、早めに受診しましょう。

門歯が黄色か

チンチラの口を開くと上下に2本ずつ見えるのが「門歯(切歯)」ですが、この門歯の色で健康状態をチェックします。
門歯が黄色かオレンジ色、茶色なら健康で、白いときは状態がよくないサインです。

なお、生まれたばかりの赤ちゃんの門歯は白いのが正常で、数週間で黄色くなっていきます。

左右の歯はそろっているか

門歯の色のほか、伸び方も調べましょう。

2本ずつの歯がだいたい同じ長さになっていれば、健康です。
左右が不揃いだと、不正咬合にかかっているということ。動物病院へ行きましょう。

また、長さだけではなく、まっすぐ平行に伸びているかもチェックします。
とくに年をとってくると、左右の歯が逆方向にそれてくることもあります。

肛門のまわりは乾いているか

肛門のまわりもときどきチェックが必要です。
肛門のまわりの被毛が濡れていないか見ます。

きれいに乾いてるのが健康な状態で、濡れたり汚れたりしているときは、下痢など消化器系の病気の心配があります。


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