ペットを飼っていれば、その子のケアはできる限りの事はしてあげたいもの。
ペットのケアといえば、健康の為に日光浴させるとか、耳掃除や、ダニ予防などありますよね。
そういったケアはチンチラに必要か不要か、また、行う際の注意点など紹介します。
日光浴の必要はない
多くのペットはビタミンDの形成のために日光浴が欠かせませんが、チンチラの場合は、日光浴の必要はありません。
ただ、太陽の光にあたるのが好きな子もいます。
夜行性の動物だからといって、日光浴をさせてはいけないということはないので、好きなだけ太陽の光を浴びさせてあげましょう。
この場合、気温が上がりすぎることに注意するほか、脱水症状にならないよう気を配りましょう。
ひどいときには、熱中症になってしまうこともあります。
当然のことながら、無理に日光浴をさせるのも避けましょう。
耳掃除は汚れが気になる場合のみ
チンチラの耳はとても傷つきやすく、綿棒などを使って耳を掃除すると、傷がついてしまうこともあります。
耳掃除をするときは、ペット用のイヤーローションをつけ、ベビー用の綿棒を使って行いましょう。
ただ、本来、チンチラの場合は耳掃除をする必要はなく、汚れが気になるときに、たまに行う程度でよいでしょう。
あまりによく耳が汚れるときは、耳ダニがついている可能性もあります。
その場合は、獣医さんに診てもらいましょう。
なお、チンチラの耳が赤くなることがありますが、これは耳から熱を放射している証拠です。
チンチラにとって気温が高すぎる状態なので、室温を調節しましょう。
チンチラにはダニはあまりつかない
ダニはペットにつきやすいものですが、チンチラはダニがつきにくいと言われています。
1つの毛穴から50~100本の毛が生えていて、ダニやノミが入り込む余地がないからです。
ただし、湿気の多い時期には、床材として使う枯れ草などにダニがわくこともあり、注意が必要です。
ツメは切らなくてもよい
チンチラのツメはとても小さく、たいして伸びないので、ツメを切る必要はありません。
また、ツメの先に白いかたまりがつくこともありますが、砂浴びをするときの砂が固まっている場合などでしょう。
その場合は、とってあげてください。
目ヤニが出たら、様子を見る
環境が変化したり、何かで傷ついたときなど、チンチラの目から目ヤニが出ることもあります。
そのままにしておけば、たいていなくなりますが、目ヤニがなかなかなくならないようなら、結膜炎にかかっている可能性もあります。
動物病院で診てもらいましょう。
必要に応じて、目薬をさすよう指示されることがあります。
また、動物用の眼洗浄液が市販されているので、それを利用するのもよいでしょう。
目ヤニがかなりひどいときは、目がくっついてしまうこともあるので、急いで病院に行きましょう。
なお、目ヤニが出ている間は、念のため、砂浴びは控えたほうが無難です。
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