「モフモフのチンチラを早く抱きたい~」
念願のチンチラを、やっとわが家へとむかえたのですから、そう思うのも仕方のない事です。
ですが、ちょっと待ってください!
慣れない環境にきたばかりのチンチラの方はどうでしょうか?
不安や恐怖を感じているのでは?
少しずつ、焦らず慣らしていく必要があります。
ここでは、チンチラに慣れてもらう方法を紹介していますので、参考にしてくださいね。
まずは静かに見守る
チンチラを新しく迎えたら、まずはそっとしておくことが大切です。
そもそも、チンチラは犬や猫などと違って、なでられたり、抱っこされたりすることを嫌います。
数日間は触らず、見守っていましょう。
その間は、ごはんと飲み水をあげるだけで、そっと観察します。
レーズンなどをあげてみる
数日もすると、飼い主さんがケージに近づくときに、好奇心の強いチンチラは飼い主さんのほうに寄ってくるようになります。
チンチラの好物であるレーズンをケージの隙間からあげてみましょう。
最初は警戒してなかなか受け取らないかもしれませんが、そのうち、レーズンを受け取るようになります。
なお、なかなか受け取ってくれないときは、飼い主さんの手に原因がある可能性もあります。
チンチラはにおいに敏感で、玉ねぎなどのにおいが飼い主さんの手についているときは、嫌がります。
ケージに手を入れて、チンチラに触る
次の段階として、ケージのドアを開けて、飼い主さんの手をケージ内に入れてみましょう。
興味を持ったチンチラが手に近寄ってきます。チンチラはにおいをかいだり、指を軽くかんだりするでしょう。
そうしたら、飼い主さんは指を伸ばして、チンチラに触ってみましょう。
チンチラが逃げなければ、うまく馴れてくれた証拠です。
一方、ケージの中に手を入れたとき、チンチラが寄ってこないなら、手のひらにレーズンを置いてみるのもよいでしょう。
チンチラが近づいてきて、飼い主さんの手からレーズンをとれば、成功です。
チンチラが手に乗ってくれるように
しばらく、ケージの中に手を入れることを続けましょう。
次第にチンチラが手に慣れ、飼い主さんの手に乗ってくれるようになります。
ただし、手に乗ったあと、捕まえてはいけません。手に乗ることに慣れさせましょう。
ケージから出して、遊び相手に
ケージの中でチンチラを自由に触れるようになったら、今度は、ケージから出してみます。
飼い主さんは床に座り、レーズンなどを使って、チンチラが飼い主さんのひざにのるように誘導してみます。
ひざに乗るようになったら、両手でやさしくチンチラをすくい、ケージに戻しましょう。
大切なことは無理強いをしないことです。
チンチラがひざに乗ってくれないからと、無理につかまえたり、追いかけ回すようなことは避けてください。
期待しすぎない
チンチラとべったり接したいという飼い主さんは多いでしょうが、犬や猫ほど懐いてくれるわけではないので、期待しすぎないほうがいいようです。
飼い主さんにベッタリで、いつもすりすりしてくるといったチンチラは珍しいでしょう。
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